A3ro.cc のホスティング先として Cloudflare Pages を選んだ理由は、主に2点あります。「速度」と「R2との親和性」です。

1. 個人開発に優しい無料枠の設計

ホスティング先を選定する際、最も重視したのは「ランニングコストの予測可能性」です。 Cloudflare Pages は、帯域幅(Bandwidth)が無制限(Free tierでも)であり、単純な静的サイトホスティングであれば追加料金が発生する不安が極めて低いです。

他のPaaSも魅力的ですが、A3roのような「画像多めの個人ブログ」というユースケースにおいては、転送量制限やビルド時間を気にせず運用できるCloudflareのプラン設計が最適解でした。 もちろん、wrangler コマンドを使ったダイレクトデプロイの反映速度が非常に速い点も、日々の執筆体験を支えています。

2. R2ストレージとの統合

manager.py によってアップロードされた画像は、Cloudflare R2 に保存されます。 Cloudflare Pages と R2 は同じネットワーク内にあるため、通信レイテンシが極小です。 さらに、カスタムドメインを介して配信することで、エグレス料金(転送料)が無料になるという最強のメリットがあります。

Blogger時代はGoogleのCDNにタダ乗りしていましたが、自前ホスティングになってもコストが増えない。これは個人開発者にとって大きな安心材料です。

不変デプロイURLの活用

Cloudflare Pages の隠れた神機能が「デプロイごとの固有URL」です。 Pull Requestを作成すると、そのコミットに対応した一意のURLが発行されます。 このURLを使えば、本番環境 (a3ro.cc) を汚すことなく、スマホ実機での表示確認や、Lighthouseのスコア計測を安全に行えます。

「ローカルで確認」→「プレビューURLで確認」→「本番公開」。 この堅牢なパイプラインが、個人の趣味プロジェクトであっても品質を担保しています。