なぜサーバーではなく「エッジ」なのか
Astroで最高のサイトを作っても、それを配信する場所が遅ければ意味がありません。 私が移行先として Cloudflare Pages を選んだ理由は、それが「サーバー」ではなく「エッジネットワーク」だからです。
物理的な距離 = 速さ
一般的なレンタルサーバーは、東京や大阪にある「特定のコンピュータ」にデータが置かれます。 一方、Cloudflareは世界中(約300都市以上)にサーバーを持っています。
Cloudflare Pagesにデプロイすると、あなたのサイトは世界中のネットワークを通じて配信されます。 ユーザーがアクセスすると、そのデータは最寄りのサーバーに**キャッシュ(一時保存)**されます。 つまり、誰かがアクセスすればするほど、その地域の表示速度は爆速になっていく仕組みです。
個人開発者に優しすぎる「無料枠」
VercelやNetlifyも同様の仕組みを持っていますが、Cloudflare Pagesの無料プラン(Free Tier)は群を抜いて寛容です。
- 帯域幅(転送量): 無制限
- リクエスト数: 無制限
- ビルド回数: 月500回まで
「記事がバズってアクセスが急増したら、高額請求が来るかも……」 そんな心配は無用です。CloudflareはDDoS攻撃の防御でも世界最強クラスなので、悪意あるアクセスでサーバー代が膨らむリスクもありません。
Gitとの統合が心地よい
運用フローも現代的です。 FTPソフトでファイルをアップロードする必要はありません。
- 手元のPCで記事を書き、GitHubにプッシュする。
- Cloudflare Pagesがそれを検知し、全自動でビルド&デプロイを開始する。
- 約1〜2分後、世界中に最新の記事が公開される。
この「書く → Push → 終わり」という体験は、一度味わうとレンタルサーバーには戻れなくなります。
まとめ
- 速い: 地球規模のエッジネットワーク。
- 安い: 個人レベルでは使い切れないほどの無料枠。
- 楽: Git連携による全自動デプロイ。
最先端のインフラを、ほぼ無料で使い倒せる。これを使わない手はありません。